いまやっている仕事が無くなる?CR018
いまの仕事が数年後に無くなるのなら…
500人収容の大きなホール。
海外からのゲストが来て、日本の著名人とのセッションがあった。
その中の日本の著名人の一人で“ 本田 健(ほんだ けん)”という方のお話を聴くことが出来た。 この方は、[ ユダヤ人大富豪の教え ]や[ 幸せな小金もちへの8つのステップ ] などの書籍を出されている作家さんだ。
いまある仕事・職種が無くなれば、当然…
今回お話を伺うのは二回目。
以前も大きなホールでお話を聴かせていただき、深い気づきをいただいた。 本田 健さんのお話の中で、心に響いたお話があったのでシェアさせていただこうと思う。 それは―――――、 【 あと何年かしたら、いまある仕事・職種が無くなるということ 】
いまある仕事・職種が無くなる理由
これはどういうことかというと、コンピュータなどの技術革新により、社会が変化して今ある仕事が消えるということ。
実はこの話題は以前からいろいろなところで出ている。
この日も会場に名古屋で旅行代理店を営んでいらっしゃる方が来ていて、旅行代理業の存在価値について質問をされていた。インターネットが人々に浸透してから、ネットで予約出来るようになってから、旅行代理業の存在価値が無くなった。
これは、誰が見てもそう思うだろう。
もっとも、2000年に入った頃からコンピュータの進化で単純作業は消えると言われ始めてから、数多くの業種は跡形も無く消えていった。
駅の改札で切符を切る人は居なくなった。会社のお金の計算をそろばんでする人も居ない。
実際のところ、今ある仕事の50%は、技術革新によって消えると言われている。
livedoorのニュースに面白い記事を見つけた。
こんな記事だ。
●2030年までに技術革新によって全ての仕事の50%が消滅する!!社会の変化と「消える仕事」「新しい仕事」をまとめてみた
教育の仕事が消える?
このニュースの中で、消える仕事の一つに「教育」がある。
これからはこれまでのような画一的な学校の授業が不要になり、体系化された学習システムを教師ではなく、コンピュータから学ぶようになるというもの。
わざわざ高い授業料を払って学校に行かなくても、同じ内容を低価格で学ぶことが出来て、必要のないくだらない授業を聞かなくてもよくなるという。
そしてその変化は世界の国を見渡すと既に始まっていて、日本の一方的に教え込むような古い学習体制はまもなく、崩れていくことだろう。
まったく理想的だ。
これにより、[ 教師 ]や[ トレーナー ]や[ 教授 ]といった仕事・職種が消え、新しい仕事として、[ コーチ ]や[ 学習コースデザイナー ]といった仕事・職種が現れるという。
少子化でこの変化が一番早いように思う。
これから先、教育という分野に注目される
何かを創り出す事が好きなわたしが見ているのはココだ。これからの時代にクリエイターが心から打ち込める情熱溢れる仕事はこの新しい時代の教育という分野だと思うだ。
ありふれた雑誌にイラストを描く事より、単にイラストを描いて展示する事より、企業のWebサイトのキャラクター制作より、多くの人の深いところまで影響を及ぼす事が出来るこの新しい教育の仕組みを創っていく事にこそ、真のクリエイターとしての価値を見出せるように感じるのだ。
そしてそこには、新しい概念のイラストがあり、新しい概念のデザインがある。
ワクワクしてたまらない。