川村 みきをのメモ帳

日々のアウトプットをメモっています。

組み立て直す人とそうじゃない人CR086

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親に先生に会社に豊かな社会の環境に国に
依存しきった価値観でこれまでを組み立て
てきた【井の中の蛙】だったということを
痛感したわたしは【依存しきった価値観】を
打ち壊す為に渡米したが、すぐに強制送還
されてしまう。

そして再度渡米した先はテキサス州
キングスビルという片田舎の街にある大学。

そこで出会ったのが、1日の生活費が2ドル
(約240円)のバングラデシュという国
から来たムハタグさんというわたしと同じ
年齢の青年。

そして日本の事に興味を抱いた彼や様々な
国からやってきた友人や知人クラスメイト
からわたしは質問攻めに合う。

【質問】を受けて『答え』を絞り出す

この行為を繰り返していくうちに、
これまでずっと溜め続けて来たよどんだ
澱(おり)のようなモノが全身からスーッ
と出て行くような感じを何度も味わう。

帰国後も事あるごとにこの、
【質問】を受けて『答え』を絞り出す

という行為を繰り返して、自身が歩むべき
道が自然と導かれていくという不思議な
体験が続き、とてつもない[ ツキ ]に恵ま
れてきた。


そして2009年にsbccが始まった時に直面
した大きな課題、それは目の前に現れた
[ ツキ ]の大きさがそれを受けとる自身の
ハートのお皿のサイズが合わないという事。


2009年のsbccが始まった直後の時期、
あの時は苦しかった。目の前にたくさんの
引き合いがありsbccをそしてそこから先の
何かをわたし達が提供してくれるのを待って
いる多くのクライアントさんたちがいる。


その中には高校生も居た。
65歳の経営者の方も居た。


この方々に対してこの時期のわたし達の力量
で提供出来るものはたかが知れている。

だったら、いい機会だ一気に高みへ登ろう。

初期のsbccのメンバー皆でわたしがずっと、
取り組んできた【質問】を受けて『答え』
を絞り出すという行為に取り組んだ。

もちろん、わたし以外は誰もが最初は
上手く出来なかった。


わたし以外の5人のメンバーの内2人は何度も
何度も取り組んだ。そして残りの3人の内
の2人は1回取り組んだだけでそれ以降は
取り組まなかった。

そして残りの1人はそんなの意味ないと、
取り組みもしなかった。


真剣に何度も取り組んだ2人のメンバーと
わたしの3人でこの、【質問】を受けて
『答え』を絞り出すという行為に、
『sbcc|未来ノート』と名前をつけて、
sbcc|自分ブランド名刺を制作してくださ
ったクライアントのうちの何名かに質問を
書いた紙をファイリングして渡した。


それを受けとってくれた一人の方がsbccの
クリエイターとして制作に参加してくれた。


結果は?


真剣に取り組んだ2人が中心になって
sbccは事業が順調にまわり出した。

そして1回だけ取り組んだ2人が補助にまわ
ってどんどんsbccは巡り来る[ ツキ ]を
吸収していった。


『sbcc|未来ノート』に取り組まなかった
人はsbccそのものを途中でやめてしまった。


元sbccのクライアントで【質問】を受けて
『答え』を絞り出す『sbcc|未来ノート』
に取り組んでsbccのクリエイターになった
人と『sbcc|未来ノート』真剣に取り組ん
だ2人とわたしの4人が強力な核となり、
まるで竜巻のように駆け上がっていった。


これは『sbcc|未来ノート』が凄いのでは
なく、【今を変えたい良くしたい】と本気
で願い、愚直に可能性のある事に取り組み
、周りが呆れる程に向き合うその姿勢が、
こんな奇跡を起したんだと思う。


・・・

この世界には二種類のタイプの人間がいる。


一つ目のタイプの人は『いつも世界(自分
)を組み立て直せる人』こういうタイプの
人をスペキュラトゥールと呼ぶ。


もう一つのタイプの人は『誰かが組み立て
てくれた世界(他人)に依存する人』こう
いうタイプの人をパッグホルダーと呼ぶ。


わたしは海外に出てそれがハッキリわかった。


25歳までのわたしは完全にパッグホルダー
だった。

誰かが組み立ててくれた世界に依存してた。


だから上手く行かなくなった時に
その解決方法がわからなかったのだ。


それは、自分自身で組み立てた世界
(自分)じゃないから世界(自分)を
調整する方法も修理する方法も知らない。


誰かが組み立ててくれた世界(自分)で
何の問題も生じていない時は何とか、
それでも暮らしていけし、生きていける。

でも何か問題が起こるとそこから少しずつ、
時には一気に世界(自分)が崩れ始める。


そんな時、『いつも世界を(自分を)組み
立て直せる人』スペキュラトゥールだった
ら、自分で組み立てた世界(自分)だから、
その解決方法も修理する方法もわかるのだ。


わたしは1997年に世界から受けとったこの、
『sbcc|未来ノート』を書き続けてきて、
誰かが組み立てた世界に依存するという
パッグホルダーという生き方から脱却した。


もしあのままずっとパッグホルダーとして
生き続けていたとしたら・・・・
想像するだけでそれはおぞましく感じた。


ちなみにパッグホルダーとは、
『鴨にされる人』という意味だ。

 


to be continued