川村 みきをのメモ帳

日々のアウトプットをメモっています。

意図を伝達し合うということは…CR012

 

お互いの意図が相手に届かない時に起こること

 

コミュニケーションとは、意図を伝達し合うこと。

その意図とはつまり、自分がしたいと考えていることや相手にして欲しいと望んでいること。その意図を相手に伝え、相手からも相手の意図を受け取り、双方の意図を同時に実現させてお互いが幸せになる為のやり取り、それがコミュニケーション。

その為にも、まずは自分自身の意図を明確にしておく必要がある。

意図とは『自分がしたいと考えていることであり、相手にしてほしいと望んでいること』つまり、意図とはゴールのこと。

自分自身のゴールを明確にする事がコミュニケーションの出発点になる。

このコミュニケーションについての考察はコミュニケーション関連の書籍を読み、セミナーに参加してもどれも腑に落ちなかったわたし自身がたどり着いた一つの答え。

何故?それほどコミュニケーションについて、調べ学んできたのかというと・・・

それは、わたし自身がコミュニケーションが上手く取れずに悩み続けていた時期があったからに他ならない。

 

コミュニケーションに悩み先に進めなかったこと

 

22歳の時に長野県の五竜とおみというスキー場にリゾートバイトに行った時のこと。

そこで生まれて初めて関西人以外の人達と数ヶ月間を共に暮らすという体験をして、コミュニケーションという単語の意味すら知らなかったわたしは大きな壁にぶち当たることになる。

そこでもいままで通りの人との接し方で暮らしていたが、毎日のように違和感を感じることに…

戸惑いながらも他のコミュニケーションのスタイルを知らなかったため、ずっと同じスタイルでコミュニケーションを取り続けていて、気づいたら孤立していて、話が出来る相手は一緒にリゾートバイトに行った友人の2人だけになっていた。

 

『何故?仲良くしようとしているのに・・・』

 

という疑問が頭の中を駆け巡り、行動すればするほどどんどん深みにはまっていき、バイト開始1ヶ月で狭いスキー場の中で一人ぼっちに。

独りぼっちになって気づく

 

そして、友人2人の内の1人が関西に帰ってしまい、もう1人の友人は他の人達と上手く打ち解けていった。焦ったわたしは仕事場で一番身近に居た人に心の内を全てを打ち明けて、その人を介して少しずつ周りの人達と打ち解けていった。

そして5ヶ月間ほどのバイト期間が終わり、関西へ帰る日が来た時、自身の心境が大きく変化している事に気づく。

リゾートバイトに行く日までのわたしは自分勝手で他者の事を無視した独りよがりのコミュニケーションを取っていた。

自分自身の世界観が狭く年齢も若い為、偏った情報だけで形成されているそんな小さな価値観で世界を眺めていた。

そしてリゾートバイトという全く新しい環境に置かれ、そんな方法では上手くいかないということを身をもって知る。

そこから自分自身と向き合い、信頼出来る人に打ち明けた事で少しずつ変化が訪れることに。もし、その時に変なプライドがあって「一人でもいいや」と強がっていたら、わたしはせっかくの貴重な成長の機会を逃してしまっていたかも知れない。

 

環境の変化にどう対応するか

 

環境が変化するという時は成長する最大の機会。その為、常に向上していく人は意図的に環境を変化させている。

そして、新しい環境を受け入れ、自分自身と向き合いながら人は進化する。

他人との関わり方で悩みもがくのは、無意識で人と繋がりたいという人間の自然な欲求なんだろう。