川村 みきをのメモ帳

日々のアウトプットをメモっています。

社会とのつながりCR069

f:id:kmikiwo:20210521120934p:plain

『覚悟』を決めても、
なかなか先に進まない・進めない。

あれだけ気持ちが盛り上がったのに…
何故か続かない。

やっている事はhave to…?want to…?

そもそも、
【何の為に何をどうやっていくのか?】

その答えを知りたいけど知りたくない。

何故なら答えを知ることは変化を
受け入れてしまうということだからだ。

変化を受け入れるということは、今持って
いる価値観やそこから生み出された欲望や
これまでの実績や体験をDelite(削除)
してしまうということになる。

そしてその答えに気づいていながらも、
わたしは自分自身のそんな感情を
【見て見ないフリ】でやり過ごしていた。


だけど日を追うごとにどんどん辛くなって
もう一歩も動けないところまできた。


まるで車を運転している時に、
アクセルとブレーキを同時に思いっきり
踏み込んでいるみたいだと思った。

そんな事をすれば確実に車は故障する。


そしてそれは人も同じだろう。


「逃げ出そうか…どこに?」


この時期にわたしは人生で一番多くの本を
読んでいた。

そのほとんどは深くまで理解出来ない事
が多かったのだが、無意識でわたしは、

【見て見ないフリ】をしない選択を
探していた。


感情がこんなに動いているのに、
それを見過ごしてしまうことに
多大な恐怖を感じていたのだ。


『今、このまま派遣で旅行の添乗員を
続けるわけにはいかない。』

『今、このままアルバイトでカラオケ
ボックスを続けるわけにはいかない。』

『このまま無目的に流されるように
他の会社でバイトをしてはいけない。』


『このまま流されるように適当な理由で
他の会社で仕事をしてはいけない。』

『この時のGOALは真のGOALじゃ
無かったんだ、だからこんなに苦しい。』


『欲望はGOALじゃない、
それは単なる自己中心的な感情だ。』


ずーと考え続けて、ふと思った。


「そういえば今、社会はどうなってる?」


ずいぶんと社会から隔離されていたように
感じたので、アパートから出て新聞を何紙
か買って近くの喫茶店で読み耽った。


そして社会とのつながりを感じた時、
これまでの自分自身の意識のほぼすべてが
自分の内側に向けられていることに気づく。


そしてわかった。


この時点でのわたしの価値観ではどれだけ
物事を熟考しても、自己中心的な欲望しか
生み出せない。

まして、真のGOALなど到底、
見つけることなんて出来ない。


だったら自らをアップグレードするしか
他に方法は無いんだということに。

 

気づいた。

 

 

to be continued

これまでの価値観でCR068

f:id:kmikiwo:20210521120934p:plain


『覚悟』を決めても、
なかなか先に進まない・進めない。

あれだけ気持ちが盛り上がったのに…
何故か続かない。

やっている事はhave to…?want to…?

そもそも、
【何の為に何をどうやっていくのか?】

その答えを知りたいけど知りたくない。

何故なら答えを知ることは変化を受け入れ
てしまうということだからだ。

変化を受け入れるということは、今持って
いる価値観やそこから生み出された欲望や
これまでの実績や体験をDelite(削除)
してしまうということになる。


そしてそんな状態でいろいろ思考を
張り巡らせて考えてみても出てくる答えは
既に何度も実行した答えの焼き直しばかり。


何故なら既にこの時点で現状に迷っている
ワケだから迷っているところであれこれ
思考を張り巡らせてもより迷ってしまう
だけなんだ。

 

「このままじゃ確実に駄目になるな…」


そう思って思いつくまま動いてみた。

新しい旅行会社に面接に行ったり、
新しいアルバイトを探して面接に行ったり
してみた。

いっその事、就職してしまおう!と思い、
正社員での働き口を探して面接を受けたり
してみた。


でも心のどこかから、

『何か誤魔化してないか?』

という声がずっと聴こえていた。

そんな声を振り切りながら動いて動いて
動きまくったが全く先に進めなかった。

採用の通知をもらっても、
そのまま放置してしまったりした。

この時すでにわたしの中では答えが
見つかっていたんだと思う。

だけどその答えを【見て見ないフリ】して
やり過ごそうと、もがいていたように思う。


それは、

「傷つきたくない」
「失敗したくない」
「恥ずかしい思いをしたくない」

そういった感情が原因だった。


前にも言ったが、【見て見ないフリ】して
物事をやり過ごそうとすると一瞬は何とか
やり過ごせたように見えてもその物事は
未処理のまま心の奥底に浸透していく。


そして時間をかけてゆっくりと
熟成されてその人自身を蝕んでいく。


そして生まれた時は素直でみずみずしく、
ピュアだった心をどんどん硬直化させて
しまい、やがてはその人自身の価値観が
歪んでいくのだ。


結果、人は自信をなくし不安になる。
不安が続くとやがて劣等感を抱いてしまう。


またある人は自分自身のそんな
自信のなさや不安感を誤魔化す為に、
虚勢を張ったり、見栄を張る

もっともらしい綺麗ごとを並べて
相手を翻弄しようとする。


自分に自信がないから、そんな自信のない
自分を好きになれないから、そんな自分を
卑下してしまい、上手く他人と関われない。

「こんな自信のない自分を
他人はよく思ってくれるわけがない」

と考えてしまう。

「こんな自信のない自分を好きになって
くれる人なんているわけがない」

と思ってしまう。


他人を心から好きになることが出来ない。
他人を心から信じることが出来ない。


そして更に自信をなくし更に不安に陥る。

この悪循環が起こるのだ。

当人が鈍感で気づいていないとしても、
【見て見ないフリ】は確実にその人自身を
檻に閉じ込めてしまう。

そんな状態の歪んだ価値観で思考しても、
出される答えはほとんどが自分にとって
都合のいい答えばかりだ。

そしてそんな自分にとって都合のいい答え
は誰からも受け入れられない。

それでも何とかその答えを通そうとして、
もがくがまず上手くはいかない。

この時期、わたしはこの悪循環にはまった。

 

 

 

 

to be continued

思考の元となる価値観CR067

f:id:kmikiwo:20210521120934p:plain



『覚悟』を決めても、
なかなか先に進まない・進めない。

あれだけ気持ちが盛り上がったのに…
何故か続かない。

やっている事はhave to…?want to…?

そもそも、
【何の為に何をどうやっていくのか?】

その答えを知りたいけど知りたくない。

何故なら答えを知ることは変化を受け入れ
てしまうということだからだ。

変化を受け入れるということは、今持って
いる価値観やそこから生み出された欲望や
これまでの実績や体験をDelite(削除)
してしまうということになる。


だから25歳のわたしはその狭間で悶えていた
わけだ。


だって、わたしが東京に出てきたのは旅行の
仕事に就くために【英語】を習得しようと
大学に入り、バイトで旅行の添乗員をやり、
生活費を得る為にカラオケボックスで夜中
まで働いていたのだ。

高校生の頃から実に7年の歳月を費やして、
ここまでやってきたのだ。

日本中に行ける、世界中に行けると信じて。


なのに何なんだ!この虚しさときたら、
どうしてこんなに空虚な感情になるんだ?


もう25歳だ、ここからどうやって方向転換
していくんだ?


こんな事を考え悩んでいたが実はその時の
わたしは既に知っていた。

それはわたし自身が昔抱いた淡い欲望だった、

『日本中に行きたい、世界中に行きたい』

という事をGOALにしてそこから全てが
動いていたことを。

そしてこのGOALは自己中心的なもので、
それはGOALでも何でもなく単なる淡い
欲望だったということを。


この欲望を満たす為に旅行の専門学校に
行って更には上京して大学まで入った。

そして派遣で旅行の添乗員までやってみた。


でも、この欲望は全く満たされなかった。

何故なら、自己中心的な欲望は絶対に
満たされることは無いからだ。


旅行で日本中に出向いたときにそれはもう、
ハッキリ分かった。

自己中心的な欲望は単なる幻想に過ぎない
ということに気づいた。


自己中心的な欲望からは何も生み出さない。
自己中心的な欲望は誰からも応援されない。


だから上手くいかないし、間違って上手く
いったとしてもすぐに破綻してしまう。


よくお金儲けをしたいと起業した人が、
一時的な金銭を手に入れても直ぐに破綻
してしまうのはそのためだ。


こんな状態の価値観でいろいろ思考を
張り巡らせてみたがまったく方向性が
見えてこない。

何故なら、思考の元となっている価値観、
それ自体がどこかで既に歪んでしまって
いるからだ。


何故?思考の元となる価値観自体が歪んだ
のか?

 

 

to be continued

 

過去にしがみつくCR066

f:id:kmikiwo:20210521120934p:plain


『覚悟』を決めても、
なかなか先に進まない・進めない。

あれだけ気持ちが盛り上がったのに…
何故か続かない。

やっている事はhave to…?want to…?

そもそも、
【何の為に何をどうやっていくのか?】

その答えを知りたいけど知りたくない。

この矛盾した感情の正体は変化を嫌う
人間の習性にある。


つまり、今ある価値観でやっている事、
そこから生み出された欲望やこれまでの
実績や体験をDelite(削除)しなければ
変化が起こらないと本能で知っているから。

 

そしてこの変化を嫌うという兆候は特に
年配の人や自分に自信が無い人、
劣等感を抱いている人が強い。


年配の人はこれから先、新しい価値観に
自分自身を馴染ませていくことが出来ない
と考え、同時にこれまで培ってきた価値観
を手放す勇気が持てない。

自分に自信が無い人や劣等感を抱いている
人も同じように新しい価値観に自分自身を
馴染ませていくことが出来ないと考え、
同時にこれまで培ってきた価値観を手放す
勇気が持てない。

また、自信がない劣等感を持っている、
そんな自分自身の事が実は心地いいのだ。

変化することより「現状のまま」の方が
そういう人には楽なのだ。


そして自信が無い自分自身でいたい。
劣等感を抱いた自分でいたい。
その方が他人が心配してくれるから。


病気の人が病気が治らないほうが周りが
心配してくれて都合がいいと考えるのと
同じ原理だ。

 

25歳の時のわたしはこの狭間で悶え続けた。


「このままこれまでの延長線でこれから
を生きていくとどうなるだろう・・・」

周りを見渡しても楽しそうに幸せそうに
派遣の添乗員をやっている人がいない。


「このままカラオケボックスのバイトを
続けていくことは出来るだろうか?」


周りを見渡せば、働いている他のバイトは、
大学生が多い。25歳のわたしはもういい年齢
だ。


20代ってもっといろいろ経験してもいい
年齢だよな・・・
それが単調なカラオケボックスのバイト
って何も身につかないし、将来になにか
役に立つかな?


旅行の添乗員って過酷だよな・・・
旅行が嫌いになりそうだ。
給料も安いしこの先ずっと出来る仕事
じゃないな・・・

個人でも気軽に旅行に行けるし、
そもそも、添乗員って職そのものが、
これからもずっとあるかな・・・?


そんな事を考えれば考えるほど、
今やっている事が間違っていると思えて
しかたなかった。


でも、当時は自慢できるスキルも経験も
無く、ましてやりたい仕事は既にやって
しまっているのでもう、どこに進めば
いいのか完全に見失った。

そして、派遣の添乗員の仕事にも行かず、
カラオケボックスのバイトも休んで、
アパートに引きこもって考え続けた。

 

 

 

to be continued

似ている二つの事柄CR065

f:id:kmikiwo:20210521120934p:plain

 

『覚悟』を決めても、
なかなか先に進まない・進めない。

あれだけ気持ちが盛り上がったのに…
何故だろうか続かない。

やっている事はhave to…?want to…?

そもそも、
【何の為に何をどうやっていくのか?】

でもこの思考を持ち続ける事は25歳のわたし
には耐え難い苦痛だった。


何故か?


それは自分自身がこれまで持ち続けてきた
価値観そしてその価値観から生み出された
欲望など自分自身を支配しているその根底
を自らが破棄していくことになるから。

 

あなたにクリエイターの資質が
備わっているならこの苦悩はある事に
似ていると感じるだろう。


それは作品の制作時に過去に作った作品を
超える作品を創ろうともがいているとき、
過去に作った作品をDelite(削除)して
制作の感覚をニュートラルに設定するあの
感覚だ。


もっともこの過去の作品をDelite(削除)
して新しい作品を生み出すことが出来ない
人のほうが多く出来る人は少数なんだけど。

 

まぁそれはわたし自身も同じだった。
これまでの制作実績を誇らしく
掲げていたそんな時期も長くあった。


つまり、

【何の為に何をどうやっていくのか?】

に対して思考を張り巡らせるということは、
イコールこれまでの価値観そして、
その価値観から生み出された欲望をDelite
(削除)することに他ならないのだ。

だから苦痛を伴う作業ということになる。

 

わたしは高校3年生の時に日本中、世界中の
いろいろな場所に行くことに憧れた。

そして一旦、就職して働いたが、やっぱり
その憧れは捨て去ることが出来ず、
1年も経たないうちに仕事を辞めて、
日本中の世界中のいろいろな場所に行く
方法について考えた。

そして二つの職業が選択肢に上がった。

一つが商社マン、
もう一つが旅行の添乗員。


そして身近に感じた旅行の添乗員に
なるべく、旅行関係の専門学校に通う
という道を選んだ。

そして二年間旅行の専門学校に通って勉強
したが、結局そこで自身の無力さを知る事
になる。

次にとった行動は【英語】を学ぶ為に
東京の大学に入るということ。

それは世界の国に出向いたときに【英語】
が出来ないとコミュニケーションが
取れないからというのが理由だ。

そして上京と同時に派遣スタッフとして
旅行の添乗員の見習いを始めた。


そう、いろいろと旅行の仕事というものに
ついて教えてもらおうと思ったからだ。


だけど、現実はそんなに甘くはなかった。

3日間の僅かな研修期間、それも実際に
旅行に出かけて添乗研修ではなくオフィス
でお話を聴いただけでその翌日には、
一人で団体客のツアーに添乗員として
乗っていた。


そこですぐに直面したのは理想と現実の差。


あまりにも甘く大甘な考えだったという事
を知った。

当たり前といっちゃ当たり前なんだが、
1980年代の日本みたいに経済が順調で、
若い子達は宝物といった風潮はとっくの
昔に消えてしまっていたのだ。

どこの世界にお金(給料)を払って、
仕事のやり方を教えてくれる会社がある?

どこの世界にお金(給料)を払って、
旅行を楽しませてくれる会社がある?


こんな当たり前の事にやっと気づいた。


だけどわたしはこの時、既に上京している。

その目的は日本中・世界中の様々な国々の
いろいろな場所に行くこと。


そもそもこの価値観自体が間違っていた
わけなんだが、25歳のわたしはこの事を
認めたくない。


だって大阪の友人にあれだけ偉そうに、
『ワシ、東京をキッカケに日本と世界を
見て来るわ!』とカッコつけて来たのだ。


今更、

「すみません僕、間違っていました。」

「日本と世界を見ようと思って旅行の
添乗員になったのですが、添乗員として、
いろいろな場所に行っても全く景色も
楽しめませんし、同じ場所に何度も行く
から直ぐに飽きちゃうのです。」

「そもそも、日本と世界を見たいって
いうこのこと自体が意味を持たないかも
って思えてきちゃって・・・」

「僕、どうしたらいいでしょう・・・」

そんな事は言えない、言えるわけがない。


頭をもたげるのは、
【何の為に何をどうやっていくのか?】
という思考。

でも目の前にあるのは日々の仕事。


人は同時に二つの価値観を持ちながら、
生きる事は出来ない。


だから自分自身がやっている事に疑問を
抱くことは苦痛になるのだ。

 

 

 

 

to be continued

 

感情にフタをするCR064

 

f:id:kmikiwo:20210521120934p:plain

『覚悟』を決めても、
なかなか先に進まない・進めない。

あれだけ気持ちが盛り上がったのに…
何故だろうか続かない。

やっている事はhave to…?want to…?

そもそも、
【何の為に何をどうやっていくのか?】


そうか、良くないのは【環境】なんだ。
だから【環境】を変えればいいんだ。


25歳だったわたしはそう考えて当時勤めて
いた旅行会社を[全日空]から、
[クラブツーリズム]に、生活費のための
バイト先を[歌広場]から[ZONE]というお店に変えた。


つまり転職をしたのだ。


そしてはじめの数ヶ月は楽しめたがすぐに
またあの満たされない悶々と悶えるような
感情が湧き上がってきた。

そして、
【何の為に何をどうやっていくのか?】
の問いを考えるようになっていた。


そんな思考を振り払うようにまた、
目の前の仕事に没頭した。


周りの友人達がどこどこの会社に就職して
何々の仕事を任されて充実しているとか
そんな事は聞きたくなかった。


ただ、自分自身の中から後から後から湧き
上がってくるこの感情にフタをしたかった。


だから極力そんな話題を避けた。


例えば、ドラマを観ていて主人公が人生に
思い悩む場面(シーン)が映るとテレビを
消していた。


あんなに大好きだったミスターチルドレン
もほとんど聴かなくなった。


とにかく、感情にいろいろ訴えかけてくる
音楽やドラマや映画などを避けていた。


読む本も浅い推理小説などになっていた。


とにかくもう、感情に触ることをしたく
無かった。


ただ、目の前にある作業に没頭したかった。


そうしないと苦しかった。

 

 

 


to be continued

 

いつかと同じCR063

 

f:id:kmikiwo:20210521120934p:plain

『覚悟』を決めても、
なかなか先に進まない・進めない。

あれだけ気持ちが盛り上がったのに…
何故だろうか続かない。

やっている事はhave to…?want to…?

そもそも、
【何の為に何をどうやっていくのか?】


ぐるぐるとそんな思考が頭も心も占領した。

でもそれだと身動きが取れなくなるから、
出来るだけ身体を動かして目の前にある事
に時間を費やした。


そうするとその思考を一時は忘れられた。

だけど夜寝るときにまたその思考は姿を
現してわたしを悩ませた。

そして目覚めると真っ先にその事を考えて
しまっている。


【何の為に何をどうやっていくのか?】


何度も振り払っても気づいたらまた考えて
しまっていた。


もうこうなると他のsbccのクリエイター
から送られてくるメールを読むのも苦痛に
感じてしまっていた。

言い訳を考える事もしなくなっていた。


自分自身の中から次々に生まれてくるこの
とめどない思考から逃げるように目の前の
事に没頭した。


そしてふと気づいた。


『いつかと同じだ…』

 

このような感覚は前にもあった。


いつだったかな…そうだ!旅行の添乗員を
しながらカラオケボックスでアルバイトを
していた時だ。

2009年の時点から約12年前に遡った1997年
にわたしは旅行の添乗員をしながら、
カラオケボックスでアルバイトをしていた
事は前にお話したと思う。


ちょうどあの頃も今回の2009年の
sbccスタート時と同じような状況になった。

 

『覚悟』を決めても、
なかなか先に進まない・進めない。

あれだけ気持ちが盛り上がったのに…
何故だろうか続かない。

やっている事はhave to…?want to…?

そもそも、
【何の為に何をどうやっていくのか?】


ぐるぐるとそんな思考が頭も心も占領した。


sbccのスタート時と旅行の添乗員の時と
違っているのは、やっている仕事の内容が
違うだけで、自身の置かれている立場や
その状況は同じだ。


つまりこういうことだ。
『意気揚々と始めた事に身が入らない』


旅行の添乗員の時もそうだった。


関西から【旅行の仕事で生きていく】と、
決心して上京してきて大学に通いながら、
派遣で旅行の添乗員をしながら、生活費
の為にカラオケボックスでアルバイトを
するという結構、忙しい日々を送った。


なのに…何故か満たされない。


満たされないばかりか、やればやるほど
虚しさが増幅していくような気がした。


そしてわたしがあの頃にとった行動は、
【環境を変える】ということ。


どんな風に【環境を変えた】かというと、
旅行会社をこれまでの[全日空]の旅行会社
から[クラブツーリズム]という旅行会社に
変えて、生活費のためのカラオケボックス
のバイトも[歌広場]という、
カラオケボックスから[ZONE]というお店に
変えたのだ。


つまり転職した。


そして最初の数ヶ月は楽しむことが出来た。
でも、すぐにまたあの満たされない感情が
湧き上がってきた。


そして気づいたら、自然とまた、
【何の為に何をどうやっていくのか?】を
考えるようになっていた。

 

 

 


to be continued