川村 みきをのメモ帳

日々のアウトプットをメモっています。

過去にしがみつくCR066

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『覚悟』を決めても、
なかなか先に進まない・進めない。

あれだけ気持ちが盛り上がったのに…
何故か続かない。

やっている事はhave to…?want to…?

そもそも、
【何の為に何をどうやっていくのか?】

その答えを知りたいけど知りたくない。

この矛盾した感情の正体は変化を嫌う
人間の習性にある。


つまり、今ある価値観でやっている事、
そこから生み出された欲望やこれまでの
実績や体験をDelite(削除)しなければ
変化が起こらないと本能で知っているから。

 

そしてこの変化を嫌うという兆候は特に
年配の人や自分に自信が無い人、
劣等感を抱いている人が強い。


年配の人はこれから先、新しい価値観に
自分自身を馴染ませていくことが出来ない
と考え、同時にこれまで培ってきた価値観
を手放す勇気が持てない。

自分に自信が無い人や劣等感を抱いている
人も同じように新しい価値観に自分自身を
馴染ませていくことが出来ないと考え、
同時にこれまで培ってきた価値観を手放す
勇気が持てない。

また、自信がない劣等感を持っている、
そんな自分自身の事が実は心地いいのだ。

変化することより「現状のまま」の方が
そういう人には楽なのだ。


そして自信が無い自分自身でいたい。
劣等感を抱いた自分でいたい。
その方が他人が心配してくれるから。


病気の人が病気が治らないほうが周りが
心配してくれて都合がいいと考えるのと
同じ原理だ。

 

25歳の時のわたしはこの狭間で悶え続けた。


「このままこれまでの延長線でこれから
を生きていくとどうなるだろう・・・」

周りを見渡しても楽しそうに幸せそうに
派遣の添乗員をやっている人がいない。


「このままカラオケボックスのバイトを
続けていくことは出来るだろうか?」


周りを見渡せば、働いている他のバイトは、
大学生が多い。25歳のわたしはもういい年齢
だ。


20代ってもっといろいろ経験してもいい
年齢だよな・・・
それが単調なカラオケボックスのバイト
って何も身につかないし、将来になにか
役に立つかな?


旅行の添乗員って過酷だよな・・・
旅行が嫌いになりそうだ。
給料も安いしこの先ずっと出来る仕事
じゃないな・・・

個人でも気軽に旅行に行けるし、
そもそも、添乗員って職そのものが、
これからもずっとあるかな・・・?


そんな事を考えれば考えるほど、
今やっている事が間違っていると思えて
しかたなかった。


でも、当時は自慢できるスキルも経験も
無く、ましてやりたい仕事は既にやって
しまっているのでもう、どこに進めば
いいのか完全に見失った。

そして、派遣の添乗員の仕事にも行かず、
カラオケボックスのバイトも休んで、
アパートに引きこもって考え続けた。

 

 

 

to be continued